SColla(エスコラ)とは・・・

広島県内の障害福祉サービス事業所等では、障害のある人たちの経済的自立を目的とした活動としてお菓子作りに取り組んでいる事業所がたくさんあります。
事業所で作られたクッキーやマドレーヌ等のお菓子は、現在、広島市内のコンビニやデパートのお菓子売り場で販売されています。手作りのお菓子はお客様や販売先からも「美味しい」と評判をいただき、少しずつ販売先や商品の種類も増えてきています。

広島県では、障害福祉サービス事業所で作られたお菓子の品評会『ひろしまS-1サミット』を開催し、広く県民の皆様においしさを知っていただくイベントを行ってきました。
今回、広島県洋菓子協会のご協力をいただき、県内のパティシエと事業所で働く菓子職人たちがコラボレーションした新しいお菓子を作り出すことになりました。

「おいしいお菓子を届けたい!!」をモットーに、スイーツ(S)から始まるコラボレーション(Colla)がいろんなところに広がり、お菓子でみんなが笑顔になる取り組みを目指しています。

2015年度商品

第1回 パティシエ派遣が始まりました!! (2015.9.28)

広島県洋菓子協会より廿日市市にある「コンディトライフェルダーシェフ」代表取締役田頭享氏(パティシエ)を派遣していただき、ブルーベリーケーキの改良について指導をいただきました。素材の活かし方、活かすための工夫について丁寧に教えていただき、製造工程もわかりやすくなり、障害のある方にも作業がしやすいものとなりました。

また、実際に製造現場に来ていただくことで、製造工程にあるこれまで現場で抱えていた多くの悩みにタイムリーに答えていただくことができました。現場は熱気に満ち、ウイングの皆さんがこれまで愛情込めて作ってこられた商品をもっと美味しく、皆に食べてもらいたい、という想いがひしひしと感じられました。これから販売するまでにウイングでさらに商品化に向けた試作をかさねていくことになります。

できあがったブルーベリーケーキはとても美味しく、販売開始がとても楽しみな商品です。

ブルーベリーケーキ完成間近!! (2015.11.1)

前回指導いただいた内容をもとに試作を重ね、田頭シェフともメールや電話でやりとりしながら、ようやく生地が落ち着いてきました。ですが、まだうまくいかないところもあり、再度田頭シェフに来ていただき、指導いただきました。

以前よりも質問もより具体的に、細かくなり、田頭シェフの指導にも一層熱がこもります。

もうすぐ「ひろしまS-1サミット2015」も近づいています。今年こそ最優秀賞!!とスタッフからも熱意が感じられます。「お客様においしいブルーベリーケーキを食べてもらいたいので、審査前日まで頑張ります!!」と気合が入っていました。

ブルーベリーを育てる人、お菓子にする人、お菓子の指導をする人、皆の熱意がつながって、とても楽しみなスイーツになりました。販売が決まったらまたブログでお知らせします!!お楽しみに。

商品紹介

ブルーベリーケーキ

東広島市にあるつつじ農園で大切に育てられたブルーベリー。
その実をたっぷりと使用したケーキです。しっとりとした生地と、ブルーベリーの酸味が爽やかで上品な味わいになっています。

事業名社会福祉法人つつじ ウイング
所在地〒739-0133 広島県東広島市八本松町米満461
連絡先TEL: 082-427-1155 / FAX:082-427-1156 Email:uing@f-tutuji.jp
ホームページhttps://www.f-tutuji.or.jp